お皿に出せるなめらかプリン | プリンは焼き方で大きく味が変わる『す』の入らない焼き方を紹介します。

お皿に出せるなめらかプリン

お皿に出せるなめらかプリン

お皿に出せる固形力となめらかさを兼ね備えた絶妙なバランスのプリンです。
お皿に出して飾り付けなどして召し上がってください。

 お皿に出せるなめらかプリン 配合 4個分

プリン液

全卵             ・・・ 1個
卵黄             ・・・ 2個
グラニュー糖 ・・・ 40g
バニラオイル ・・・ 4~5滴
生クリーム    ・・・ 150g
牛乳             ・・・ 200g

カラメル

水                ・・・ 15g
グラニュー糖 ・・・ 70g
お湯             ・・・ 30g

 お皿に出せるなめらかプリン 作り方

カラメル

プリン容器
耐熱ガラスの容器に薄くサラダ油を塗る。
※プリン用の容器は色々ありますが、
柔らかく熱が伝わる耐熱ガラスがお勧め。
サラダ油を塗るのはプリンを容器から取り出しやすいように。

カラメルソース

水とグラニュー糖を鍋に入れ中火で加熱、
たまに鍋をゆすって全体をなじませる。
※ホイッパーなどで混ぜてしまうと飴になってしまうので注意。


カラメルソース

カラメル色になったら火を止め、
お湯を加えます。
※お湯を加えた瞬間に高温の蒸気が発生する為、直ぐに蓋で抑えます。
念のため軍手・長袖を着用して下さい。

鍋に固まったカラメルはお湯に漬けておくと取れます。


カラメルソース

熱く流動性がある内にスプーンで
容器にカラメルを注ぎます。


プリン液

プリン液

全卵・卵黄にグラニュー糖と
バニラオイルを加え、
泡立てないように混ぜてください。
卵のコシが切れグラニュー糖がなじむ程度まで。
※泡立てると気泡が入り口どけが悪くなります。


生クリームと牛乳

生クリームと牛乳を温めます。
淵がフツフツしてくるまで。(50℃程度)


プリン液

卵液の方に生クリームと牛乳を
少しずつ加えながら混ぜる。


プリン液裏ごし

キメの細かい網で裏ごす。


プリン液

表面の泡を お玉などで綺麗に取り除く。


プリン液泡取り

容器にゆっくり注ぎ、
表面にキッチンペーパーをそっと乗せ
気泡を取り除く。

プリン焼成前


プリン湯煎

アルミホイルを被せ、
キッチンペーパーを敷いた
深めのバットに並べ、
やかんで沸かしたお湯を容器の
半分より少し上まで注ぎ、
余熱したオーブンで140℃
30~35分湯煎焼き。
※湯煎を使うので火傷には注意して下さい。


プリン焼き具合

焼き具合は振るうと表面が
少し揺れる程度が理想です。


プリン冷却

氷水で粗熱を取ったら、
冷蔵庫で半日 冷やし完成です。


お皿に出せるなめらかプリン

カラメル部分を少しお湯で温め、
水で濡らしたスプーンの背でプリンと
容器の淵を剥がし、
器に逆さに押し付けながら
手で押さえ 勢いよく一回転すると
遠心力でプリンがスポンと抜けます。

お皿に出せるなめらかプリン

 コローの一言

プリンには様々な配合が存在していますが、
どんな配合でも作り方一つで大きく味が左右されてしまいます。

それは『焼き方』です。
プリンは卵の『凝固性』を利用して固めます。
プリンが固まる温度は70℃前後となり、
それ以上の温度で加熱すると水分が蒸発し、
卵のたんぱく質が必要以上に凝固してしまいます。

『す』の入ったプリン

上記の写真のように水分が蒸発した穴『
が出来てしまうと加熱し過ぎで、
せっかくの食感も失せてしまいます。

今回は140℃の設定にしていますが、
熱源からプリン液までには お湯→容器とあり、
実際は70℃前後の熱が加わっております。

オーブンにはよっては同じ温度設定でも
仕上がりが緩かったり、
『す』が入ってしまうこともあります。
その際は温度を5℃刻みで上下させてみてください。

・プリン液に気泡を残さない

・湯煎やアルミホイルで熱の当たりを柔らかくする

・オーブンの温度と焼成時間

この3点がプリン作りで『す』を入れない大切なポイントとなります。

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