クレームアンジュ(別名クレームダンジュ)
フランス西部 アンジュ地方のお菓子で、
フレッシュチーズに生クリームや
メレンゲを合わせ、ガーゼに包み
水分を切ったムース状のお菓子で、
ベリーのジャムやソースを添えて食べます。
プラチノはこのクレームアンジュが有名で
『アンジュ』という商品名で販売しています。
本日は、東京世田谷区にあるプラチノ桜新町店へ行ってきました。
プラチノは東急田園都市線の桜新町駅から
徒歩1~2分の場所にあります。
桜新町駅出口で サザエさんに登場する
カツオとワカメがお出迎え。
桜新町はサザエさんの作者 長谷川町子さん
が生前暮らしていた街で、サザエさん作中で
磯野一家も桜新町に住んでいます。
駅前メイン通りから分岐した
サザエさん通りには長谷川美術館もあります。
街のいたるところにサザエさんに関係した
オブジェなどがあり サザエさんの街といった感じ。
そんな街の一角にプラチノはあります。
駅から歩いたらすぐお店に到着です。
ここは製菓学校の先生に
「美味しいチーズケーキのお店を教えて?」
と聞いたら教えてもらえたお店で、
様々なメディアにも取り上げられる有名店です。
今でもクレームアンジュが食べたくなると
よくこのお店に来ています。
店員さんの許可をいただいて店内を撮影。
到着したのは 夕方だったのでショーケース
内のケーキはだいぶ減っている感じ。
こちらは 焼き菓子コーナーです。
私の好きなポルボローネを発見!
あまり作っているお店が無いので嬉しい
イートインスペースもありますが、
コロナウィルス感染対策の為、
一時休止していました。
アンジュと和栗のモンブラン、季節のタルト、
焼き菓子を2点購入。
もっと街を散策したかったのですが、
天気に恵まれず 春の嵐となってしまいました。
なので帰ってお茶にします。
アンジュ
銀紙に包まれています。
左隣の容器は別途購入した『アンジュソース』
酸味の強いカシスソースとなっています。
銀紙の下にガーゼに包まれたアンジュ
ガーゼで絞り、水分が切れた感じ
これで旨味が凝縮するようです。
お皿に移し別途購入したソースを掛けます。
フワフワで軽い食感 カシスの爽やかな味わい
旨味が凝縮されたフレッシュチーズ
口に運ぶと溶けてしまう他にない食感の
チーズケーキです。
アンジュの中にカシスジャムが入っているので、
アンジュソースは買わなくても十分美味しく頂けます。
より爽やかな味を求める方にお勧めのソースです。
和栗のモンブランと季節のタルト
『和栗のモンブラン』
アンジェと同じような包み
開くとモンブラン
こちらもガーゼで水分が切られていて
引き締まった感じ。
下から
ダコワーズ(アーモンドを加え焼いたメレンゲ)
甘さを抑えたクレームシャンティー(泡立てた生クリーム)
ラム酒が強めに効いたモンブランクリーム
といった構成
和栗独特の上品な旨味が
アンジュと同様に凝縮され、
ラム酒が強めに効いていて
大人のモンブランといった感じ。
『季節のタルト』
ダマンド(アーモンド生地)を敷いて
焼いたタルトにカスタードとフルーツを乗せた定番。
王道の味です。
フィナンシェピスターシュとポルボローネ
『フィナンシェピスターシュ』
裏面の原材料名を見ると
アーモンドパウダーをピスタチオパウダーに
置きかえているようで
ピスタチオの良い香りがします。
『ポルボローネ』
ホロッと崩れるいい食感にシナモンが香ります。
コローの一言
抽象的過ぎて本文には書けなかった事
はじめてアンジュを食べた時の率直な感想。
子供の頃に空に浮いている雲を食べて
みたいと思った事がありますが、
もし食べる事が出来ていたら
こんな感じだったりして (〃∇〃)
そんな子供の夢を叶えられるかもしれない
そんなケーキです。
けっこう本気の感想だったり・・
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