洋菓子店ゴンドラ
とは、靖国神社南門の向かいにお店を構える1933年創業で、
戦前から続くパウンドケーキの有名な老舗です。
天気が良かったので、先日散歩がてら行ってきました。
お店は、東京のJR線市ヶ谷駅で下車し徒歩10分程の場所にあります。
市ヶ谷は、外濠(かつて江戸城を取り囲んでいた堀)が水路の様に通っていて、
その周りを緑が覆っている東京のオアシスの様な町でした。
高台から駅を見下ろすと、外濠の中に浮かぶ釣り堀がみえます。
釣れなくても、電車の往来を見上げながらボーッと釣り糸を垂らして過ごすのもいいかも、鯉と金魚の釣りが楽しめるそうです。
そこから九段下方面に10分程歩くと、靖国神社の南門があり、
その真向かいに『洋菓子ゴンドラ』はありました。
ただ、荷物が増える前に靖国神社を参拝する事にします。
靖国神社は戦没者を祀る神社で、『ソメイヨシノ』開花標本木があることで有名です。
明治神宮ほどではないですが、都心のど真ん中であるのに緑に囲まれ、
まるで別空間に来てしまった様な感じです。
参道を突き進み大きな鳥居を数個くぐると本殿がみえてきました。
頭上にある太陽と合わさり荘厳とした佇まいに威圧感すら感じれる。
本殿の隣にはソメイヨシノの群生地帯があり、その中に標本木が見えます。
春に咲き乱れるソメイヨシノは見ごたえありそう。
『コローの夢』(私のホームページ)の繁栄をご祈願して、
目的のお菓子屋へ向かいます。
南門まで戻り車道の反対側にある洋菓子ゴンドラへ
店構えは、昔からある馴染みのお菓子屋といった感じで、店内は沢山の表彰状が飾られています。
正面のケースに生菓子、右のケースに焼き菓子といったレイアウトです。
とても優しいオーナーさんで、当日は定休日だったのですが、工房に居るということで特別にシャッターを開いて招き入れてもらいました。
上の写真は後日撮影した営業中の写真です。
※今回は運が良く、お休みの日でも販売していただけたのですが、
必ず営業日はしっかり確認してから向かいましょう!(;’∀’)
オーナーさんありがとうございました!!!
それでは実食してみます
パウンドでは珍しい丸型で、缶に入れてありました。
食べかけの保存に便利です。
ふたを開けるとこんな感じ、
しっかりとフィルムで包まれています。
ひっくり返すと、下にびっしりとラムレーズンが敷き詰められています。
断面はこんな感じ、
驚くほどしっとりとしていて、
パウンドケーキでよくある「飲み物がないと飲み込みにくい感」がない。
まるでジェノワーズ(スポンジケーキ)のような軽い口当たり、
ラムレーズンとバターの芳醇な香りが広がる上品な味でした。
作り方をそれとなく聞いたのですが、
使用しているバターは高価なカルピスバターを使用しているそうで、
それ以上の配合(レシピ)は教えてもらえませんでした。( ´∀` )
あの有名なピエールエルメも、この味を求めてゴンドラにやって来たそうです。
後日再度訪れた際の生菓子たち
後日ちゃんと営業日にゴンドラに行き、生菓子達も買ってきました。
定休日には流石に生菓子は買えなかったので、
ティラミス
ザッハトルテ
小分けされたパウンドケーキもありました。
コローの一言
全国のパウンドケーキランキングで必ず上位に入るお店なのでやはり凄い。
生菓子含め、洋酒を多めに使用していて大人の味といった印象でした。
特にパウンドケーキは絶品で、私のパウンドケーキの概念が崩れる程でした。
日持ちもするので、贈答品などもぴったりです。
お菓子好きな方は、是非一度このゴンドラのパウンドケーキを食べてみてください。
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